尾本玄翠の笛


近江・湖東地方に残る茅葺民家の本煤竹を使用した丸管です。管内部は入念に下地漆を塗り、朱漆で仕上げています。
表面には山桜の樹皮から引いた樺巻きや独特な黒茶藤巻きの上に素材の質感が浮き出るよう透漆に埃を沈め、 ふくよかで優美な姿が特徴です。
商品の在庫がある場合、工房での試奏も可能です。お気軽にお問い合わせください。


笛の種類 (写真はいずれも籐巻きです)


篳篥 ひちりき

女竹の節部を管端にし、管頭径が約19mmの女竹を厳選し、巻きの上に黒漆、朱漆、透漆で仕上げています。


龍笛 りゅうてき

管本体は、近年入手困難になりつつある外形25mm前後の女竹を厳選し、セミは存在感のある真竹の節を使用しています。また、頭端には鮮やかな朱地の錦を納めています。


高麗笛 こまぶえ

龍笛と同じく、真竹の節を蝉として使用し、頭端には落ち着いた藍地の錦を納めています。


神楽笛 かぐらぶえ

女竹の節を蝉として使用し、頭端には朱地の錦を納めています。唄口、指孔共に煤竹の地を残しており、素材本来の面影を大事にしています。


能管 のうかん

能管独特の喉でヒシギ独特の音階に調整しています。
蝉は伝統的な紫檀彫り、また頭端には玄翠独自の獅子銀栓を納めています。
銀栓はご要望により家紋の製作も可能です。



樺巻きの笛

樺巻きは、籐巻きに比べ装飾性が高く品位のある巻きとされています。2厘から3厘幅に引いた桜樺を巻き、素材の風合いを残すよう磨きのみの仕上げや透漆塗りで仕上げます。 使い込むほどに光沢ある飴色が浮き出てきます。
高麗笛、神楽笛の製作も可能です。


篳篥 ひちりき


龍笛 りゅうてき


能管 のうかん



樺巻きの管筒

極太の女竹(白竹)の丸管に桜樺を貼り、磨き仕上げを行いました。 紐の取付け部には従来の銀金具以外に、紫檀も使用しています。
高麗笛用、神楽笛用の制作も可能です。


篳篥用


龍笛用


能管用